WanPod(実証実験版)利用規約
この規約(以下「本規約」といいます。)は、旭化成ホームズ株式会社(以下「当社」といいます。)が提供する犬小屋提供サービス「WanPod」(ワンポッド)(以下「本サービス」といいます。)の利用に関する条件を定めるものであり、本サービスを利用するすべてのユーザー及び利用希望者(いずれも第2条において定義します。)に適用されます。ユーザーは、本サービスを利用する前に、本規約をよくお読みください。本規約に同意されないユーザーは、本サービスを利用することはできません。
第1条(適用)
- 本規約は、本サービスの提供条件及び本サービスの利用に関する当社とユーザーとの間の権利義務関係を定めることを目的とし、ユーザーと当社との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。
- 当社が、本サービスの利用画面又は当社サイト等(次条において定義します。)に本サービスに関する個別規定や追加規定(以下、「個別追加規定」といいます。)を掲載する場合や、ユーザーに個別追加規定をメール等により送信する場合、それらの個別追加規定も本規約の一部を構成するものとし、個別追加規定が本規約と抵触する場合には、当該個別追加規定が優先されるものとします。
第2条(定義)
- 本規約において使用する以下の用語は、以下に定める意味を有するものとします。
- 「当社サイト等」:当社が運営する本サービスを提供する本サービスに関するウェブサイト(https://wanpod.jp)又はアプリ(https://ap.wanpod.jp)をいいます。
- 「本犬小屋」:当社が所有する犬小屋で、本サービスにより利用することができるものをいいます。
- 「設置者」:当社から本犬小屋の貸渡しを受けて本犬小屋を設置し、ユーザーに対して本犬小屋を提供する者をいいます。
- 「利用希望者」:本サービスの利用を希望する者をいいます。
- 「ユーザー」:第3条に基づいて本サービスの利用者としての登録がなされた法人又は個人をいいます。
- 「利用犬」:ユーザーが本サービスを利用して本犬小屋に保管する犬をいいます。
- 「反社会的勢力」:暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団その他の反社会的活動を行う団体又はその構成員をいいます。
第3条(登録)
- 利用希望者は、本規約を遵守することに同意し、かつ、当社の定める一定の情報(利用希望者の個人情報を含みます。)を当社の定める方法で当社に提供し、その取扱いに同意することにより、当社に対し、ユーザーとしての登録を申請することができます。
- 当社は、当社の裁量において、希望者のユーザー登録の可否を判断し、当社が登録を認める場合にはその旨を利用希望者に通知します。利用希望者の登録は、当社が本項の通知を行ったときに完了し、当社は登録完了と同時に、利用希望者に対して、ユーザーIDとパスワードを付与するものとします。
- 前項のユーザー登録完了により、利用希望者と当社との間で、本規約の諸規定に従ったサービス利用契約(以下「本利用契約」といいます。)が成立し、ユーザーは、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。
第4条(本サービスの利用方法)
- ユーザーは、当社サイト等で利用可能な本犬小屋を選択し、当該本犬小屋の利用の申込みを行い、当社がそれを承諾することで、ユーザーと当社が別途指定する当該本犬小屋の設置者との間に当該本犬小屋及び本犬小屋が設置されている場所の使用貸借契約(以下「本使用貸借契約」といいます。)が成立します。ユーザーは、本使用貸借契約に基づいて本犬小屋を利用することができます。
- ユーザーは、当社サイト等の利用料として別途当社が定める金額を、当社に対して、別途当社が指定する方法により支払うものとします。なお、利用料は、いかなる場合も返金はできないものとします。
第5条(ユーザーの義務)
- ユーザーは、自己の責任において、本サービスに関するパスワード及びユーザーIDを適切に管理及び保管しなければならず、これらを第三者に利用させ又は貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはなりません。当社は、ユーザーIDとパスワードの一致を確認した場合、当該ユーザーID及びパスワードを保有するものとして登録されたユーザーが本サービスを利用したものとみなし、ユーザーは予めこれに了承し同意するものとします。
- ユーザーによるパスワード又はユーザーIDの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じる損害については、ユーザーがすべての責任を負い、当社は一切の責任を負いません。
- ユーザーは、本サービスに関するパスワード及びユーザーIDが盗用され又は第三者に使用されていることが判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。
第6条(利用条件)
- ユーザーは、体長34cm以下、体高30cm以下の犬に限り、本犬小屋を利用することができるものとします。ユーザーは、犬以外の動物又は物により、本犬小屋を利用してはいけません。
- ユーザーは、本犬小屋の利用後に、当社が本犬小屋内に設置している消毒液等を用いて、別途当社が定める方法で、本犬小屋の清掃(犬の糞や尿等の処理も含みます。)を行なわなければならないものとし、本使用貸借契約に基づき本犬小屋を利用前の状態に戻す義務を負うものとします。
- ユーザーは、故意又は過失により利用犬を遺棄し、又は、2時間以上本犬小屋内に放置してはならないものとします。
- ユーザーが故意又は過失により利用犬を遺棄し、又は2時間以上本犬小屋内に放置した場合、当社は、ユーザーに対して、利用犬の引き取り等に関する連絡を行うものとします。当社は、ユーザーが当該連絡に対して24時間以内に何ら対応を行わない場合、当該利用犬の所有権を放棄したものとみなすものとし、ユーザーは、これについて何ら異議を述べず、予め承諾するものとします。なお、ユーザーは、その後当社が行う当該利用犬に対する措置に関して一切異議を述べないものとします。
- 本犬小屋に故障及び破損その他修繕の必要が生じた場合、ユーザーは、当社に対し、遅滞なくその旨連絡するものとします。
- 当社はユーザーから前項の連絡を受けた場合又は当社が必要と判断した場合、修繕その他の措置を講ずるものとし、ユーザーはこれに協力するものとします。
第7条(違約金)
- ユーザーは、前条第2項又は第4項に定める利用条件に違反した場合は、当社に生じた損害の賠償とは別に、次のとおり違約金を支払わなければならないものとします。
- 前条第2項の違反(清掃義務違反)の場合
金5000円 - 前条第4項の違反(遺棄、長時間放置の禁止への違反)の場合
金30万円 - 本犬小屋を毀損又は滅失させ使用できない状態にした場合
金20万円
- 第4条第2項及び第3項の規定は、前項の違約金の支払について準用します。
第8条(禁止事項)
- ユーザーは、本サービスの利用に関して、以下に定める行為を行ってはなりません。
- 本規約に違反する行為
- 法令等に違反する行為又は犯罪行為に関連する行為
- 反社会的活動に関する行為、又は反社会的勢力に対する利益供与
- 当社又は第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為
- 第三者に成りすます行為、自分と他人又は団体との関係を不正表示する行為、自分の身元を隠し又は隠そうと試みる行為
- 他のユーザーのユーザーID及びパスワードを利用する又は利用させる行為
- 当社又は第三者に不利益、損害、不快感等を与える行為
- 本サービスの運営を妨害し、又は当社の信用を毀損する行為若しくはそのおそれのある行為
- 当社の競合他社にとって有用な行為又は有用と考えられる行為
- 犬以外の動物又は物により本犬小屋を使用する行為
- 本犬小屋を造作、加工その他本犬小屋の原状を変更する行為
- 本犬小屋に質権、抵当権、譲渡担保権その他一切の権利を設定する行為
- 第三者に本犬小屋を譲渡又は転貸する行為
- その他当社が不適切と判断する行為
第9条(解約)
- ユーザーは、当社所定の方法で当社に通知することにより、本利用契約を解約することができます。この場合、ユーザーは、当社の定める解約の効力発生時点から本サービスを利用できなくなるものとします。ただし、現に本犬小屋の利用を継続し、本使用貸借契約が存続している期間中は、本利用契約は終了せず、当該利用期間が終了した時点で本利用契約は終了するものとします。
- ユーザーは、解約にあたり、当社に対して負っている債務がある場合、その一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対してすべての債務の支払を行わなければなりません。
第10条(利用停止、解除)
- ユーザーが以下の各号のいずれかの事由に該当する場合、当社は、ユーザーに事前に通知又は催告することなく、ユーザーによる本サービスの利用を一時的に停止し、又は本利用契約若しくは本使用貸借契約を解除することができます。
- 本規約のいずれかの条項又は保証した事項に違反した場合(民法第541条ただし書は適用しません。)
- 支払停止若しくは支払不能となり、又は破産手続開始、民事再生手続開始若しくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
- 死亡し、又は後見開始、保佐開始若しくは補助開始の審判を受けた場合
- 反社会的勢力に該当する場合
- 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して7日間以上応答がない場合
- 6か月以上本サービスの利用がない場合
- その他、当社がユーザーとして不適当と判断した場合
- ユーザーは、前項各号のいずれかに該当した場合、当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対してすべての債務の支払を行わなければなりません。
第11条(免責及び補償)
- 本サービスは、犬小屋及び犬小屋が設置されている場所の使用貸借契約となります。利用犬その他本犬小屋に保管した動物の保管については、ユーザーが一切の責任を負うものとします。
- 本犬小屋は、別途当社の定める体長・体高の犬を保管するのに適した仕様としております。そのため、当社が定める体長・体高に合わない犬その他の動物の保管に伴い生じた当該動物の体調不良その他のユーザーに生じた損害については一切の責任を負いません。なお、当社は、本項に定める以外の場合においてユーザーに生じた損害について、別途本規約に定めがある場合を除き、本条第7項に基づき対応いたします。
- 当社は、本サービスを現状のまま提供するものであり、当社は、明示又は黙示を問わず、本サービスがユーザーの特定の目的に適合すること、ユーザーの期待する有用性、真実性、商品性等を有すること、及び法令等に適合すること等について、何ら保証するものではありません。
- 動物の遺棄は犯罪であり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処される可能性があります。当社が動物の遺棄又は2時間以上の放置を発見した場合には、警察に通報を行い、捜査に協力することがあります。ユーザーは、これに予め同意するものとし、一切の異議を述べないものとします。
- 本犬小屋内にはカメラが設置されており、犬小屋内を撮影・録画をしています。ユーザーは、撮影・録画した画像・動画に、ユーザーの肖像が映り込む可能性があることにつき予め同意します。
- ユーザーは、本サービスの利用に関連して他のユーザー又はその他第三者との間で生じた取引、連絡、紛争等については、自己の費用負担と責任において対応及び解決するものとし、当社は一切の責任を負いません。
- いかなる場合であっても、本サービス又は本規約に関連してユーザーに損害が生じた場合であって、当社がユーザーに対し契約上又は不法行為上その他理由の如何を問わず責任を負う場合における当社の責任の総額は、当社の故意又は重過失に基づく場合を除き、かかる損害を引き起こした事由の直近3か月間に本利用契約に基づき当該ユーザーから当社が実際に受領した利用料金の合計金額を超えないものとし、また、特別損害、付随的損害、間接損害、将来の損害及び逸失利益にかかる損害については、賠償する責任を負わないものとします。
- ユーザーは、ユーザーの本規約に反する行為に関連して当社若しくは設置者又はそれらの関係者が損失、支出、損害、債務等(合理的な弁護士費用及び裁判費用を含みます。)を負担した場合、その一切について、補償するものとします。
第12条(本規約の変更)
- 当社は以下の場合に、当社が必要と認めた場合は、本規約を変更することができます。
- 本規約の変更が、ユーザーの一般の利益に適合するとき
- 本規約の変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき
- 前項の場合、当社は、変更後の本規約の効力発生日の1週間前までに、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容とその効力発生日を当社サイト等に掲示し、又はユーザーに電子メール等の電磁的方法で通知します。
- 前二項に定めるほか、当社は、当社が定めた方法でユーザーの同意を得ることにより、本規約を変更することができます。
第13条(権利義務等の譲渡)
- ユーザーは、当社の書面による承諾なく、本利用契約若しくは本使用貸借契約上の地位又は本利用契約若しくは本使用貸借契約に基づく権利若しくは義務について、第三者に譲渡、移転、担保設定し又はその他の処分をしてはなりません。
- 当社が本サービスにかかる事業を第三者に譲渡した場合、当社は、当該事業譲渡に伴い本サービス利用契約上の地位、権利及び義務、登録情報、ユーザーコンテンツ並びにその他の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡できるものとし、ユーザーは、かかる譲渡につき本規約への同意によってあらかじめ同意するものとします。当社が消滅会社又は分割会社となる合併又は会社分割等による包括承継を行う場合も同様とします。
第14条(管轄)
- 本規約又は本サービス利用に起因し又は関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第15条(本利用契約の有効期間)
- 本利用契約は、本利用契約締結時から実証実験版である本サービスの終了時として当社が定める時まで有効とし、期間満了時に更新しないものとします。ただし、第7条、第11条、第13条及び第14条は、本契約の期間満了後もなお、有効とします。
以上